いえはぐ

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コラム [一話一絵]

熟語と方位2021.03.07

「〇〇東西」
という漢字の穴埋め問題に
「南北東西」と解答していたわが子。
笑ったらあかん。あかんねんけど、おもしろい。

小学生のとき、ボクもそんな間違いはしょっちゅうしてて、
「そんなん知らんわ」「大人になって役に立つん?」
なんて生意気なことをほざいて、先生を呆れさせてたっけ。

理科がズバ抜けて得意やった友達も、
国語で摩訶不思議な答えを編み出す達人でした。
「どうせ役に立たんしー」って笑い飛ばしてたけど、
医者になったいまもホンマに困ってへんか
今度聞いてみようと思います。

などと思い出しつつ、
この答えがどうやって導きだされたのか、
子どもの思考回路に興味をもちました。

まず、正解の「古今東西」をひも解いてみると、
古今は、時間の流れ。
東西は、空間の広がり。
つまり、「昔から今まで、あらゆる場所で」を意味する。ふむふむ。

確かに大切な四字熟語やけど、
いまの子らの連想ゲームの掛け声は「マジカルバナナ」やし、
「古今東西」ってワードすら耳にする機会がないのでは?

へそをまげないように、独創的な答えやと評価しつつ、
「なんで南北東西て書いたん?」って子どもに聞いてみたら、
「へー、方位の順番に決まりがあるんや、知らんかった」やて。

西からのぼったお日さまが、東へしずむ〜
「これでいいのだー」ってなわけにはいかへんよ。
遺伝おそるべし。
ふー、つぎのテストも危ういなあ。