あえて言おう!
不器用であると。
子どもの頃のぼくは、
将棋の山くずしや、べったんが、ほんま苦手でした。
でも、苦手とキライは一緒ではありません。
だって、友だちと遊ぶことは、大好きなんやもん。
遊ぶのは楽しい。そこに世代も性別もないですよね。
覚えていますか?
「探偵」っていう鬼ごっこみたいな遊びがあったこと。
名前は変わってるみたいやけど、
いまも子どもたちが夢中になっている遊びです。
捕まって、また逃げて。捕まえる方も、逃げる方も必死。
すばしっこい子、うまく隠れる子、すぐ捕まる子。
ときにはケンカにもなる。
でも、そこに笑いや楽しみがあって、
家に帰るときには、「明日もまたやろ」ってみんな言うんよね。
さて、夏のおわりといえば、まだ残る宿題と工作。
毎年の風物詩やけど、工作はつくるのがイヤじゃなくて、
きれいな材料にハサミを入れたくなかったんよね。
きっとそう… いまもそう。
夏のはじめに懐かしくて買ったプラモが、まだ箱のまま。
夏がおわりを告げました。