いえはぐ

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コラム [一話一絵]

路傍と多忙2021.10.07

小6のわが子が多忙だ。

塾も行ってる。宿題もある。
やのに、ちょっとでも時間があると、
自転車に乗って遊びに出かけ、
家では友達とオンラインゲームに勤しむ。

週末は小学校のバレーボール部の練習。
ときには読書し、オリジナル動画の編集もする。

  「頑張ってるなー」って、
毎日心中でエールを送る親父。

じゃ、その頃の自分は?
彼方むかしを振り返ってみたら、
習字、そろばん、体操教室に日本拳法と、
習い事もしながら、とにかく遊びたくってた。

つまり、子どもって忙しい毎日を、
なんなくこなすんやな。
で、そんな充実した日々が、
可能性を∞に広げてるんやね。

やのに、大人って。
そう、ボクって、仕事にかこつけてなんもしてない!!

義弟がひとりキャンプを始めたって聞くと、
「へーいいね!」って言うけども、
さてと腰を上げる気配は見せず。

  「ダメだこりゃ!」ってドリフのセリフやないけれど、
ここは一念発起してなにか始めようと決めました。

それも、ちゃんとスケジュールを組んでね。
日々のルーティンや休日の楽しみ方とか、
妄想するだけでワクワクしてきた。

  『人間は時として、満たされるか満たされないか、
わからない欲望のために一生を捧げてしまう。
その愚を笑う人は、畢竟、人生に対する路傍の人に過ぎない』
と、芥川先生は仰いました。

免許もあることやし、
バイクを買って颯爽と風を切ってみようか。
んー、危ないって怒られるな、ぜったい。